みなさんこんにちは!
みなさんお体はいかがでしょうか?私は元気です。鍼灸科若杉です。
わたくし若杉、新年初ブログは、手作りモグサの作り方です!!
我々鍼灸師は一般的には市販されているモグサを使用しますが、
今回は普段使用しているモグサがどのように作られるのかということを学ぶため、
みんなが春の一泊研修で採取したヨモギを用いてモグサを作りました。
(鍼灸科では、入学後すぐに一泊二日でびわこのほとりで研修を行います!その模様はコチラから)
一般的に市販されているモグサの作成の手順は、乾燥した蓬(よもぎ)を石臼で挽き、篩(ふるい)にかけ、唐箕(とうみ)で不純物を落とすという工程を経ます。
しかし、手作りではどんな道具を使い、またどのように作るのでしょうか?
さあ、やってみよう!
まず、約半年間乾燥させたモグサがこちら!!
1年午前集中コースの委員長有村くん、素敵なスマイルですね!
工程①
モグサはヨモギの葉の裏側にあるふわふわした部分(毛茸と腺毛)からできています。そのため、まずヨモギの葉以外のものを取り除きます。
不純物が混ざるといいモグサは作れません。
工程②
石臼の代わりに、すり鉢とすりこ木でヨモギの葉をすります。
速すぎてカメラが追いつきません。
工程③
工程②でできたものを篩(ふるい)にかけ、不純物を取り除きます。
工程④
最後の仕上げはミキサーで!
完成!!
ふわふわのきれいなモグサが出来ました。(右:市販品、左:今回作成したモグサ)
そして自分たちで作成したモグサを用いて、恒例の五分間施灸!!
(京都医健鍼灸科では、授業前に五分間施灸を行います!お灸ブログはコチラから)
みなさんお疲れ様でした!!