このたび、新設されました社会福祉科の安本です。
高校では園芸科に通っていました。
↑高校時代の私です。
私も全く違う分野から福祉の分野へ飛び込みました。
以前も紹介していただきましたが(3月4日の記事)
今回は、「大切な宝物」に焦点をあてて自己紹介させていただきます。
多くの読者と同様に、私にとって大切な人として、家族、知人、先輩、恩師、仲間、あげれば枚挙にいとまがありません。
しかし、今回は、私の本棚に20年以上置かれている紙ファイルを糸口に少しお話しさせてください。
ファイルといっても、文具屋に並ぶ、100円もしない紙製のフラットファイルです。
その中に数十枚の紙が挟んであります。
その紙片の数々にメッセージは、この私に宛ててくれたものです。
私は、大学で社会福祉学部を専攻しましたが、幼少時代からの教職へのあこがれが捨てられず、教職課程を履修し、教育実習に参加し、中学・高等学校の教員免許を取得しました。
これから述べる紙ファイルには、2種類の仲間のメッセージがつづられています。
一つは、教育実習に出る前年度に「教育実習の研究」という講義を受講しました。
実習に出るにあたっての心構えや諸手続きに関する講義でした。
その講義の中で、2~3人の学生が模擬授業を行う課題があり、その教員役をさせていただきました。
このファイルには、私が模擬授業で教員役を務め、他の仲間が率直なコメントを述べ、大学の教員が一言述べたレポートの写しです。
もう一つは、教育実習に参加し、高校生自身に書いてもらった私自身の授業に関する感想です。
高校生には、名前不要で性別だけを書いてもらうようにしましたので、胸の痛む内容もあれば、いまだに読み返すと、落ち込んだ時に元気づけられるメッセージも残されています。
これは、私にとって一生大切にしたい、お金では買えない宝物です。
現在、私が教員を務めている
京都医健の社会福祉科は夜間1年の通学制をとっております(詳しくは→コチラ)。
社会福祉士は、目の前に存在する利用者のことを理解することはもちろんのこと、自分自身のことを理解する『自己覚知』が求められます。
自身を理解するためには、自身を慰め受け入れてくれる仲間も大切ですが、
己の課題を気づかせてくれる仲間のメッセージは貴重なものです。
夜の限られた時間とはいえ、
そんな仲間と共に学ぶことができるというのが、
通学制の大きなメリットであります。
そして、多様なライフスタイルに応え、仲間を支えるため、本校では、夜間部にてその課程を開講しています。
大切な宝物の一つとしての本当の自分を知るための仲間という宝物をこの京都医健専門学校で一緒に探しませんか?
社会福祉科 安本真人でした。