こんにちは~
夏バテしらず、食欲増進中!!
海が大好きな鍼灸科の中島です。
この間海に行ったときの写真。残念少し曇ってました・・・。
宮津の栗田湾です。
暑い日が続きますが、みなさん元気に過ごせていますか??
今回は東洋医学の観点から夏を乗り切るとっておきな情報をお伝えしたいと思います。
さて実際、暦のうえの「夏」っていつからいつまででしょうか??
さぁ~考えてみましょう。
ところで、みなさんクーラーかけまくってませんか??
暑いからといって冷やしすぎには注意してください。
話がそれましたが、いつからか考えていましたか(笑)
そろそろ本題へ入りましょう。「夏」は一年中で最も太陽が高く、昼が長い期間を指すこともありますが、東洋医学では「陽」の極まる時期で、夏至の前後を夏とし、立夏 (今年は5月5日)~立秋(今年は8月7日)の前日までを指します。しかし現代では気候のズレなどが生じているので、6月~8月くらいまででもいいと思います。
夏は立夏、小満、芒種(ぼうしゅ)、夏至、小暑、大暑に区分されます。
暦のうえでは、夏は意外に早く始まり、早く終わるんですね。
この夏を乗り切るとっておきの情報はここから~
東洋医学に基づいた養生のお話です。
①苦みのある夏野菜を摂るように!!
夏野菜には、トマト、ナス、冬瓜、キュウリ、ゴーヤ、みょうが、オクラ、インゲン、大葉などがあります。これらの夏野菜には、ほてった体を冷ます働きがあります。
夏は熱が旺盛な時期で、体も活動的になります。しかし体に熱を持ちすぎると心臓に負担がかかり、食欲不振や全身倦怠感などの体の異常が出てきます。そんな時にみずみずしく、苦みのある夏野菜をとるといいと言われています。ちなみに果物ではスイカ、うり系がおすすめ!!
②冷たい飲み物は少しづつ飲む
暑い夏、冷たいものを摂ると、サッと体は涼しくなります。
冷たい飲み物、特に冷蔵庫の入った、麦茶、牛乳、ジュース、ビール(大好きです!!)等は、直接胃を冷やし、消化吸収を妨げ、胃を弱らせると言われています。ゴクゴクのみたいところですが・・・控えめに!!少しずつ飲みましょう。
③夏の暑い日でも温かいものを・・・
胃腸の弱い人は、夏の暑さで消化吸収機能が落ちます。また冷たいものも胃腸を冷やし、機能を落とします。胃腸は食べた物を東洋医学では「気血」というエネルギーに変えるところで、胃腸が弱ると元気が出ません。なので、胃腸を冷やすようなものは取らないようにすることが大事です。
①のように夏野菜でほてった体を冷やす作用がある野菜を摂るのは必要なことですが、摂りすぎには注意してください!!
注意する食べ物は、生野菜、ヨーグルトなどです。
まとめると、
①夏野菜は適度に摂取
②冷たい飲み物は少量ずつ飲む。
③温かいものをとろう!!
最後に食欲不振に効くツボを1つ
足三里穴
膝の外側、お皿の下のくぼみから指で4本分に下がった場所です。
足の疲れにも効き、胃腸をしっかりさせて、体をバテさせないツボです。
松尾芭蕉も長旅のおりに、しばしば灸をすえていたそうです。
みなさん夏は暑いですが、以上のことに留意し楽しい夏にしましょう!!
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