視能訓練科教員の永谷です
前回に引き続いて視能訓練科の授業内容をご紹介します
今回の授業も特別講師の先生によるものです
京都医健専門学校では、現場でご活躍の先生による授業がたくさんあります
今、現場ではどのような医療が行われているのか、
学内での学びがどのように現場で使われているのかを知ることができます。
さて、授業の内容はカラーコンタクト
今やファッションの一部としても広まっており、
視能訓練科の学生でなくても興味のある方は多いのではないでしょうか
人の顔の印象は目元で大きく変わります
簡単に目元の印象を変えることができるカラーコンタクトは人気があり、
現在多くのメーカーがいろんな種類を出しています。
ユーザーも多く、中には小学生までいるそうです
誰でも扱える簡易なイメージのコンタクトレンズですが、
実は高度管理医療機器といって、
「副作用や機器の機能に障害が生じた場合に生命や健康に重大な影響を与えるおそれがあるため、適正な管理が必要な医療機器」で、
カテーテルや人工透析器などと同じ扱いになります
つまり
使用方法を誤ってしまうと大変なことになってしまいますよ
ということです。
しかし、中には、眼科に行くのが面倒だからとインターネットなどで国内の承認を受けていないようなメーカーのものを購入し、正しい知識のないまま装用している方がいるのも実際です
そこで、実験
これはあるメーカーのカラーコンタクト。
これを眼球代わりのスーパーボールに貼り付けます。
まず表面(眼球に直接触れない面)をかるーくコシコシ。綿棒には何もつきません。
次に、裏と表をひっくり返してまたスーパーボールにペタリと貼り付けます。
そして先ほどと同じように綿棒で軽くコシコシ。
・・・・・・
綿棒に色がっっ
目に直接触れる方の面から色落ちが見られたのです。
なんとおそろしい。。。
この色素が目に付着したり、角膜にキズをつけてしまったり、さらにそこから細菌が入ってしまうと大変なことになってしまいます。
永久に視力が戻らない場合も。。。
ああ、こわい
皆さん、大切な眼を守るために、コンタクトレンズは必ず眼科受診にて購入しましょう
そして視能訓練士より正しい装用方法、管理方法の説明を受け装用するようにしましょうね
そして学生の皆さんは視能訓練士として現場に立ったときに正しい知識で患者様の眼を守ることができるようこれからも頑張ってください(◎´∀`)ノ
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