みなさん、こんにちは作業療法科の谷村です
今日は2年生「福祉用具学」の授業で行われる
「義肢」についての授業を紹介します
講師は谷合義旦先生です
谷合先生は日本の作業療法士のパイオニア的存在であり、
45年を超えるキャリアをお持ちになられます。
ちなみに作業療法士協会の会員番号は75番でいらっしゃいます
(現在の会員数は47,388名、有資格者数74,801名)。
そして、義手における第1人者の先生であり、御著書・論文を多数御執筆しておられます。
そんな先生に、我が京都医健の学生たちはじきじきにご教授して頂いております(o^-^o)!!
では、早速授業風景をご紹介(*^ー゚)★
今回は仮義手操作についての授業です
上肢切断の後、義手を装着します。
保険で作る義手の作製は切断端が落ち着いてからになりますが、
それにはとても時間がかかります
その間、義手を装着した状態に慣れることも
操作する練習もできないのは非効率的ですよね
そこで訓練用の仮義手が作業療法士により作製され、
それを装着しての操作訓練が実施されます
谷合先生はこともなげに行われますが、
仮義手の作製は大変難しいことなんです。
義手の手先具が開いたり、肘の部分で曲げたりできるのは
背中でたすきになっているハーネスに加わった力を
「ケーブル」と言われるワイヤーに伝えてで行われるのですが、
部品を置く場所やハーネスの力加減でまったく操作ができなかったりします。
実は私も学生時代に(30数年前…)作らせてもらったことがありますが本当に難しい!
全然操作できないものしか作れませんでした・・・
この授業を普通の事のようにに見ている学生のみなさん!
あの技は神の技ですよしっかり目に焼き付けて下さいね
仮義手を操作させてもらえる授業を受けられる学生さんは
日本にもそう沢山いないと思います。
以上、学生のみなさんに「京都医健で学べてよかった」
と思ってもらえる授業の1つを紹介させて頂きましたヽ(´▽`)/
では、また(^^)
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