みなさま、こんにちは言語聴覚科の徳島です(o^-^o)
先日行った小児領域の臨床の実際を学ぶ特別講義をご紹介
1年生が参加し、セラピー見学と対象児との関わりを学びました
今回は、トコトコの会京都(ダウン症の親の会)の方に協力を頂き
2歳から7歳の5名の対象児と、その保護者の方にご協力頂きました
セラピーは、
摂食・嚥下訓練や構音訓練、書字訓練、語彙訓練など様々な内容が行われ
学生も熱心に子供の様子を観察して勉強しました
セラピー中にこどもと直接関わらせて頂く場面もあり、
とても良い経験ができました
セラピー見学では、
対象児や保護者に対しての関わり方の実際について
机上では学べない貴重な学びを得ることができました
そのいくつかを下記にて紹介します( ^ω^ )
①言語聴覚士と保護者の関わり
日常のこどもの言語・運動の様子や、興味の対象を
保護者から情報収集されていました
日頃の様子を知ることは言語聴覚士の評価の一助となり、
またセラピー考案のきっかけとなる場合があるからです
小児セラピーでは保護者との相談や情報交換がとても重要だと勉強することができました
②対象児の興味の対象を広げる
こどもの注意や興味の多様さと
セラピーの中で遊びを通じてこどもの興味をさぐる楽しさ・難しさを体験することができました。
今回は楽器遊びお絵かきマイクでお話し遊びままごと遊びなど
遊びを通じたセラピーがたくさん実施されました。
こどもの表情、主体的な行動を引き出すなど、
遊びがいかに重要かを理解することができました。
思わず表出された発語などの反応が、そのままセラピーに発展する場面もありました。
こどもの世界観に入り、その創造力を発展させる為には遊びにも工夫が必要となります。
言語聴覚士は遊びのプロにもならないといけないということですね
③共感し共に分かち合う
セラピーの中で対象児と共感する場面が多くみられました。
対象児も、先生や学生に認めて欲しいと催促する様子が幾度もみられました。
対象児が、やりたい、楽しいと思う課題でないとセラピーは成立しません
その中で対象児の反応を認め、共感し、
皆で分かち合う時間の大切さを学びました(´▽`)
当校では、こどもから高齢者まで幅広い年齢層の、
多様なコミュニケーション障害を有する対象者の方に
ご理解、ご協力を頂き臨床に即した特別講義を実施しています
コミュニケーションの多様性、深さ、楽しさを
今後も学生に伝えていけますように(*^-^)b
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