みなさん、こんにちは!鍼灸科のフナモトです
ジメジメとした湿気の多い季節がやって来ましたが、体調には充分に気を付けて頑張って行きましょう
今回は「鍼灸がスポーツ領域に効果が有る理由」について、特にスポーツ傷害とケアについてお話ししたいと思います
鍼灸施術は、鍼・灸を用いて全身の状態を改善させることで、選手のコンディションを整えたり、血流やリンパの流れを改善することで、筋肉の張りを和らげたり、体力増進を促し、ケガの予防をすることができます。
これは、スポーツ選手が常に最高のコンディションを維持するために、必要不可欠なことです!
①コンディショニング、ケガをさせない身体づくりをサポート!
スポーツ選手が常にベストの力を発揮できるように、鍼灸施術で「疲労回復」や「体調管理」「傷害予防」をサポートします。
これは、コンディショニング、ケガをさせない身体づくりをサポートします!
②競技のパフォーマンスアップ!
鍼灸施術には、身体の関節可動性を向上させる効果があります。スポーツ選手が最高のプレーができるようにサポートします。
③スポーツ傷害に対するトリートメント!
不幸にも、ケガをしてしまった場合にも鍼灸施術で、ケガからの早期復帰を目指します。
痛みや腫れ、炎症などをやわらげることで、早期復帰をサポートします。
④ドーピング!
アスリートは、ドーピングにも細心の注意を払わなければなりません!
大切な大会の前に風邪をひいてしまうアスリートがいたとして、うっかり飲んでしまった風邪薬や花粉症の薬、漢方薬、サプリメントにも禁止されている物が入っていることがあるため注意が必要です。
また、治療のためにどうしても禁止薬物を使用しなければならない場合もあると思います。
この様なとき、鍼灸施術は薬剤を用いることなく症状を寛解させることが出来ます。
整形外科疾患をはじめ、神経系疾患、循環器系疾患、呼吸器疾患、消化器系疾患、代謝内分泌系疾患、生殖、泌尿器系疾患、婦人科疾患、耳鼻咽喉科疾患、眼科疾患、小児科疾患などにも効果が見込めるとWHOも認めていますから、ドーピング検査はクリアできます。
鍼灸は何に効くのか?
鍼灸施術は、日本・中国・韓国をはじめアジア諸国はもちろんの事、アメリカやヨーロッパなど世界各地で受け入れられています。
その理由として、NIH(米国国立衛生研究所)が病気に対する鍼灸療法の効果と科学的根拠、西洋医学の代替療法としての有効性を発表しているということがあげられます
また、WHO(世界保健機構)が鍼灸治療の有効性を認めた疾患の中で特に整形外科疾患では、「腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)」などを挙げています。
鍼施術を行うことによってどのような効果があるのでしょうか?
ある学会において運動器系に及ぼす鍼治療の効果の報告では、「損傷した筋肉の治癒過程において、鍼施術を行うことにより、筋肉の再生を早めることが出来るのではないか」と言った報告があります。
運動後の疲労回復に対して、鍼施術がどのように影響するのかと言う研究報告では、血中乳酸値を計った実験で、ただ安静にしているよりも、鍼治療を受けた方が、早く回復することが判ってきました。
鍼灸施術を受けることにより、運動による筋肉の疲労を抑えることができるなどという報告もあります。
今回は、少し難しいお話をさせてもらいましたが、鍼灸の良さ効果を皆さんにもっと知っていただきたいと考え書きました
是非みなさんも、スポーツによる障害の治療をはじめ、スポーツ障害の予防、競技力の向上のために鍼灸治療を活用してみてはいかがですか
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