みなさんこんにちは
視能訓練科の永谷です
今回は学外実習を来週に控えた2年生に対してOSCE(オスキー)を行いました。
OSCEとは、客観的臨床能力試験のことで、臨地実習に出るにあたり必要とされる理論、実技及び態度が一定の基準に到達しているかを客観的に評価するものです。
方法としては、われわれ教職員が模擬患者として参画した眼科現場のシミュレーションを行います。
京都医健視能訓練科の学内実習といえば、よく登場する川上先生。しかも模擬患者役とは結構なメインキャストです。
今回はおじいちゃんという役どころです
「え?なんてぇ?」と聞こえづらそう(もう耳が遠い!?という設定)な川上じいさんから問診をとる学生さん。
さて、川上じいさんの訴えから、疾患を予測し、必要な検査方針を立てることができるでしょうか
他の学生さんは後ろで見学しながら気づいたことをメモしていきます
必要と思われる検査を終えて医師役の教員に報告です。
最後に全員でOSCEについての振り返りをしました。
問診内容は適切であったか、そこから予想した疾患は何だったのか。予測した疾患に対する検査は適切だったのか。
見学していた学生さんも自分ならこうしたかもしれない、こうした方がよかったかもしれないなど気づきがあったようです。
OSCEを担当している石阪先生から一言
今回のOSCEの目的は2つありました。
1つは、初めての病院実習にむけて、臨床の現場がどのようなものか、医療人としてどのように行動すべきかを知るということ。
2つ目は人の行動をみて、たくさんの気づきが得られるような見学をすることでした。
見学実習では、実際検査をさせていただくよりも見て学ぶことの方が多いと思います。ただ見るだけではなく、実習担当の先生がなぜ今そうされたのか。こんな方法もあったのか。などたくさんアンテナをたてて取り組んでもらいたいと思います。
みなさんが成長して帰ってくるのを楽しみにしています
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