みなさん、こんにちは
最近、ネコを飼ってメロメロになっている精神保健福祉科 設立準備室の戸次です。
先日、薬物乱用防止対策の講座に参加しました日々、勉強です
最近、ニュースなどでも社会問題として取り上げられてる薬物問題ですが、
精神保健福祉士は薬物依存症の方の支援に関わることもできる資格です。
そこで
今回参加した講座の内容も踏まえて、精神保健福祉士が薬物依存症にどのように関わることができるのかを少しご紹介させていただきます
薬物は自身の体だけでなく、精神をむしばみ、家族や友人たちも離れていってしまいます
強い薬物欲求と禁断症状として現れる精神症状、家族や友人が去り、一人残され感じる孤独感・・・
その治療やリハビリには長く険しい道が待っています。
「手を出さない!」これが、大前提だと思います。
「薬物依存症とは薬物使用をやめたくてもやめられない病気」
麻薬や覚せい剤などの薬物を使うと、やめたくてもやめられない状態になることはよく知られています。このような、やめたくてもやめられない状態が薬物依存症です。
「依存」になると理性ではやめられない!
薬物の作用で脳の一部の働きが変化して、「クスリがどうしても欲しい!」
という欲求が抑えきれなくなります。この変化による欲求は意志の力で抑えることができません。
「私なら、僕なら、やめようと思えばいつでもやめられるから大丈夫」
という考えは非常に危険です
依存は消えない、しかし、「回復」はできる
欲求が抑えきれなくなった脳は、半永久的に元の状態には戻りません。
いくら本人の決意が固くても、ちょっとしたきっかけで薬物への強い欲求につき動かされ、
また薬物を使ってしまう人が多いのです。
しかし、
適切な指導を受け続け、薬物を使わない生活を繰り返せば、社会で生活をおくることができます。
それを「回復」といいます。
簡単なことではありませんが、「回復」は可能です
「回復」を支える精神保健福祉士
回復までには様々な困難があります。
何事も「一人」は大変です
そこには「仲間」や「専門職」の存在が不可欠で、共に回復を目指します
精神保健福祉士は、そうした専門職のうちの1つです
依存症者本人の立ち直りたいという動機を強める支援を行い、「心理的に」「社会的に」そして「生活者として」回復していく過程を支えます。
言い換えるならば、精神保健福祉士は「人生を支える」専門職といえるかもしれません
社会的にもとても重要な役割を担う仕事です。
私自身、精神保健福祉士の仕事にとてもやりがいを感じています。
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