みなさんこんにちは。
視能訓練科の永谷です
基礎視覚障害学の授業で視覚障害者の誘導体験を行っていましたので見学してきました
授業担当の先生は、社会福祉科の宮江先生です
元ライトハウス(視覚障害者施設)で勤務されていたこともあり、
視能訓練科の授業もご担当いただいています。
2人1組で、1人は視覚障害者体験用ゴーグルを装着し、もう一人はその誘導役となり、教室から学外へ、
そして学校を1周して戻ってきて役を交代します。
今回は、白杖は使用せずガイド役の案内のみの誘導です
視覚障害者体験ゴーグルには、中心にわずかな視野があるもの、周辺の視野がないもの、視野全体が濁っているもの、全く見えないもの等があり、さまざまな見え方を体験することができるようになっています。
階段を利用して教室からエントランスに降りてくるペア、エレベーターを使用するペア、それぞれですが、ゴーグル装用者は共通して不安そうです
「段差があります」「右に曲がります」
誘導側が、十分な案内だと思っていても、誘導される側になると不十分な案内で不安を感じるといったギャップもあったのではないでしょうか。
「○歩先に、○cmくらいの段差があります。」「あと○歩で右に曲がります、ここです、曲がります。」
誘導する側が視覚で得ている情報を具体的に伝えなければ誘導される方は不安になります。
私が、写真を撮ろうと近づいたことに気づかず、突然のシャッター音にビックリしてしまった学生さんもいました。
こういった配慮に欠ける行動を普段からもしていないかなぁと自分自身を振り返るよい機会となりました
駅のホームなどで、スマートフォンに集中し視線を落として歩いていると、前から白杖の方が近づいてきた時に気づくことができるでしょうか。
声を掛けたけれども無視されて腹が立った、でも相手は見えていたのだろうか。等など。
皆さんにも振り返ることがあるかもしれませんね。
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