みなさんこんにちは
作業療法学科の西尾です
12月15日(金)は、1年生の初めての実習でした
実習場所は兵庫県明石市の兵庫県立リハビリテーションセンター。
学校から約1時間30分と遠いけれど、日本でも有数のリハビリテーション施設なので、とても貴重な体験ができるところです
まずは、福祉用具や機器の展示ホール。
福祉用具・機器とは身体が不自由な方が生活しやすくなるための道具のことで、車椅子や杖、ベッド、最近では介護ロボットなどがあります。これらの使い方を説明していただき、自分達でも触ったり動かしたりとどんな感じがするのかを体験しました
続いて、テクノハウス。
ここは障がいをお持ちの方が一人で自立して生活できる工夫がなされた家でした車椅子で移動しやすい家具や調理台、歩けない方でも2階に行ける階段用昇降椅子などを体験できました
次に、能力開発課の見学です。
ここでは障害をお持ちの方であっても、その方ができることで仕事をする施設でした。パンづくりと販売、段ボールづくり、ヘルメットづくりなど、色々な仕事の現場を見学しました
特に印刷現場では、両手を切断されて、今は義手で仕事をされている方に、ケガをした当時から今に至るまでのお話を伺うことができました。最後に「良い作業療法士になってや」と声をかけられて、とても感動しました
最後に、障害者用改造自動車の見学と体験です
普通の自動車ではアクセル・ブレーキは右足で踏みますが、下半身麻痺の方には手だけ、片側麻痺の方は麻痺のない片側の手足だけでアクセル・ブレーキができるように改造された自動車を体験しました。普通用の自動車と勝手が違うのでアクセルをふかしすぎていました
あっという間の3時間半でした。
色んな用具・機器を活用することで障がいのある方でもできることがたくさんあるということ、また、自分達が作業療法士になったときに患者さんに合った用具・機器を提案できるための貴重な学びになりました
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