みなさんこんにちは
入学事務局のサイトウです
2月8日(木)4限目に言語聴覚科1年生の嚥下食実習の授業があると聞き、おじゃましました
この授業は管理栄養士の先生にお越しいただき、摂食・嚥下障がいの方への嚥下食の必要性や栄養バランス、高齢者の栄養障害の要因についての栄養学講義をしていただき、その後みんなで嚥下食を作りました
嚥下食は「摂食・嚥下障がい」を持たれた方に対して飲み込みや咀嚼がしやすいようにとろみを付けたり、ゼリー状にしたり形状を変えた食事のことです。
早速調理開始
この緑色のゼリーは何だと思いますか
正解は・・・
緑茶です
水分も普段何気なく飲んでいますが、うまく飲み込めない人は気管に入ってしまうこともあり、肺炎に繋がる可能性があります
そうならないために飲み込みやすいようにゲル状にして水分を取ったりするのです
こちらは嚥下食をお互いに食べさせ合うことで、どの角度が飲み込みやすかったり、嚥下の際の喉の動きを見て観察し、気づいたことをメモします
嚥下食は袋のままお湯で温めてすぐ食べれるようになっており、最近は大手食品メーカーや製薬会社などがたくさんの嚥下食を開発しており、すき焼きや親子丼などをペースト状にしたものなどバリエーションがさまざまです
1日3食当たり前のように食べている私たちですが、それが病気や障がいで困難になり「好きな食べ物が食べられない」そんなことが起こったら皆さんはどう感じますか
そういった方々への不自由さを何とかしたいと食品メーカーや製薬会社の方々は栄養がしっかりと取れて本物と同じような味付けの商品を日々研究しています。
そして「食べる・飲み込む」といった行為ができない人のリハビリをする言語聴覚士の存在はとても大きいと感じた1日でした
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