みなさんこんにちは
入学事務局のサイトウです
本日も京都医健の授業の様子をお届けしますよ~
2月28日に視能訓練科2年生の授業は櫨場(ハセバ)副校長の特別授業ということで、どんな内容かというと
テーマは「清潔!」
医療に関係する仕事に就く人はその他の仕事をする人より様々な感染症を引き起こす病原菌が付着する可能性が高く、本人だけでなく周りにも感染する危険性があります
そうならないように病原菌の基礎知識や感染予防、滅菌と消毒の知識が必要です
この授業では、日常生活をしている中で、どれだけの菌が体に付着しているかを確認し同時に手洗いの重要性を学んでいきます
この授業で使う道具はこれ
「寒天培地(かんてんばいち)」です。
これは寒天を使った菌を培養するもので、手の形をしたものと丸型のものを使用しました♪♪
おでこにペタッ
アゴにペタッ
手のひらにペタッ
こうして体に付けてすぐに蓋をして1週間保管しておきます。
さて1週間後にはどのようになっているのでしょうか
そして1週間後・・・
3月7日(水)の授業ではこの1週間の間に培養した菌を観察してそれをスケッチしていきます
その菌の種類には「黄色ブドウ球菌」や「白色ブドウ球菌」、「枯草菌(納豆菌)」などがあります。知らず知らずのうちに手には食中毒の原因となる菌がついているんです
こうした菌が付着したまま医療行為を行わないよう、手洗いやアルコール除菌が重要なんですね
実際に手洗いをした後の手で寒天培地に手を付けて1週間経過しても何の菌も付着していませんでした
手洗いと一言で言っても手首や爪先まで丁寧に洗ってきちんと除菌をする必要があるんです。
しかも自宅などでの手をふくタオルは濡れた状態でかけたままだと菌が繁殖していることが多いです。なので医療の現場ではペーパータオルを使って手をふきます。
最後はしっかりと手洗いして終了~
この内容でもお分かりのように、医療行為や調理などをする前には必ず手を洗って清潔な状態で行うようにしましょう
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