皆様 こんにちは
鍼灸科 久原です
1年生の皆さんは4月に入学されて、ぼちぼち学校生活に慣れてきたところで
ゴールデンウィークに突入
その楽しいゴールデンウィークもあっという間に過ぎていき‥
さようならゴールデンウィーク‥
そしてふたたび、こんにちは京都医健
学校が始まり、休み前のリズムに戻りましたでしょうか
ま・ま・まさかの五月病に罹っていませんか
気持ちは夏休みに飛んでいるのかもしれませんが、
その前に1学期末試験もありますよ
気持ちを切り替えて頑張っていきましょう
さて、今日は、4月ゴールデンウィーク前の1年生はり実技での授業風景をご覧いただきましょう
皆さん、『手洗い』しっかりとされていますでしょうか
日常生活ではもちろんですが、
実技の際は普段の手洗いより更にバージョンアップした『手洗い』が大切です
1年生のはり実技の授業では副校長の櫨場先生に、衛生操作の中で重要な『手洗い』について、
2週にわたって教えていただきました。
最初の授業で手洗い前と手洗い後の手形を栄養たっぷりな寒天培地にとり、1週間常温下で培養し、
次の授業で細菌微生物を観察し、スケッチしました。
もちろん、手洗い前のものは色々な細菌が繁殖して、においも強烈なものでした
納豆が大好きで毎日食べている学生さんは手洗い前後ともに納豆菌だけが培養されていました(笑)
お酒を造られる杜氏の方々は納豆は食べてはいけないそうですね(納豆菌が混ざるから‥)
しかし、はりきゅう実技の施術前の手洗い方法で念入りに洗っているのに、
細菌微生物は手洗い前より減ってはいるもののゼロになってる人はいませんでした。
なぜか‥なかには逆に増えている人もいました
納豆菌、ブドウ球菌などの細菌とカビがよく手に付着していたようです
ちなみに手洗い後にヒビスコール等アルコール消毒した手のものは細菌など全く見られませんでした
私たち鍼灸師は皮下に鍼を刺入しますので、
「洗浄」・「消毒」・「滅菌」と衛生レベルを上げていくことが大切です
今回の授業で眼で見て確認できたので「手洗い」の重要性がよく理解できたと思います。
これから実技の際はしっかり手を洗い、衛生レベルを上げて施術に臨みましょう
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