IKENの楽しいキャンパスライフ&イベントがまるわかり♪京都医健専門学校ブログ

先にあるものを知る!準備が大切!言語聴覚科『客観的臨床能力試験』の取り組みをご紹介します♪

 

みなさんこんにちは

言語聴覚科のヤマシタです

 

このブログは、雪の降った日に書きました
外はとても寒いです

私自身も、体調を崩さないようにしっかりマスク着用・手洗い・うがいの対策をしています
みなさんも体調管理に気をつけてくださいね

 

さてさて、2年生はついに国家試験が近づいてきました。
あともうひと踏ん張りのこの時期を駆け抜けていけるよう、
教職員一同、精一杯応援しています

 

また、1年生は臨床実習が近づいている時期となります。

1年生の臨床実習は、基本的には80時間を10日間で取り組む実習となります

 

 

 

実習対策として、1日間の見学実習を夏ごろに学科で取り組みます。

実習のイメージも少し持っているとはいえ、
臨床現場で学ぶ不安は大きいと思います

 

そこで
実習対策授業や、対策の一環として実施しているOSCE(客観的臨床能力試験)を通して、
一人ひとりが実習までに少しでも成長できるような取り組みを行っています

 

OSCEとは、業界のプロをお招きし、実際の医療現場を想定して、
知識や技術の到達度を確認するとともに、学生の臨床能力を高めるもので、
臨床実習の一つになります

限りなく本番に近い雰囲気なので、たくさんの経験を積むことができます

 

OSCEに向けての練習を行うにあたっては、
事前に大切なポイントとなる項目を学生の方にお知らせをして、
そこを意識した練習に取り組んでもらっています

 

OSCEの当日は、臨床現場の言語聴覚士の先生のご協力をいただき、
患者役をお引き受けていただいているので、
現場の先生からのフィードバックももらえる良い機会となります

現場の先生を患者役として相手にするので、
学生のみなさんはかなり緊張の面持ちでした・・・

 

 

OSCEは、学内の言語聴覚療法室でこのように実施しています

 

この写真の検査は、標準失語症検査という言語機能を評価するものです

 

 

 

失語症とは、脳出血、脳梗塞などといった脳血管障害が原因で、
「話す」「聞く」「読む」「書く」といった言語機能が障害された状態のことを言います。

標準失語症検査とは、26項目の検査を用いて、言語機能を評価する、
失語症の代表的な検査です

 

OSCEのイメージ写真は、在校生に協力してもらいました

 

 

勉強中のところご協力ありがとうございました

 

当日は、
【評価者役:学科教員】
【言語聴覚士役(検査者役):学生】
【患者役:臨床現場の言語聴覚士の先生】となります。

 

学ぶポイントを知り、
実習を乗り切るための事前準備につながればとの思いで取り組んでいます

 

先にあるものを知って2年間を乗り切る!
一つひとつ乗り切って、臨床家として現場に立つ日を目指し、一緒に頑張りましょう

 

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