みなさんこんにちは(*^▽^*)
社会福祉科・精神保健福祉科のヘツギです
「精神保健福祉士」と「臨床心理士・公認心理師」はどう違うのか
よくいただく質問です
一般的に心理職と呼ばれる代表的な資格として「臨床心理士」や「公認心理師」があげられます
「精神保健福祉士」と「臨床心理士・公認心理師」は、いずれも人の心の問題に関わっていくお仕事です
専門技術として、心理療法やカウンセリング技法を活用し、課題を抱えた人を支えていきます
しかし、この2つのお仕事には違いがあります
特に医療領域における「精神保健福祉士」と「臨床心理士・公認心理師」の違いについて、
その性質や職務内容を比較して紹介します
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「精神保健福祉士」ってどんな資格?
精神保健福祉士とは、厚生労働省認可の福祉の国家資格です
取得するには、福祉系4年制大学で学ぶか、大学を卒業されたの方であれば、
京都医健のような専門学校等の養成課程を卒業し、国家試験を受験するルートが一般的です
ちなみに京都医健専門学校は1年で国家資格の取得がめざせますよ
臨床心理士・公認心理師ってどんな資格?
「臨床心理士」は民間資格であり、「公認心理師」は、平成30年に初めての国家試験が行われました!!
「臨床心理士・公認心理師」の取得には、大学院修了が基本的に求められます
また臨床心理士は、5年毎に資格更新の必要があります
【仕事の内容】
精神病患や障がいを抱える方から一般の方まで、
精神的情緒的な課題を持つ人と接していくという点は変わりませんが、
仕事の内容で大きな違いがあります
★精神保健福祉士★
社会復帰の実現や生活上で困ったこと、不安なこと等の相談を通じて、
心理的なかかわりと同時に利用できる福祉サービスの情報提供などより具体的に、
「より良い生活を送れるよう」にサポートしていくのが主な業務です
★臨床心理士・公認心理師★
「心理的」な側面が強く、心理療法を用い、「個々」のこころの奥深くに接し、
心の問題を解決していくことが主な業務です
どちらも「こころの専門家」であるということであり、お互いに連携しあって一人の患者さんを支援します
お互いに専門性を発揮し、業務内容を補い合うことで、多面的に一人の患者さんを支援していくことが大切です
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精神保健福祉士は、今日の高齢化やストレス社会により需要が高まっており、
医療、教育、司法や企業のメンタルヘルスなど活躍の場が増えています
正社員の求人も多く、就職に強い国家資格の一つです
精神保健福祉士は、一人ひとりの生活上の悩みや課題に、
一緒に向き合いその人らしい生き方を支えていく専門職です
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