みなさんこんにちは(^^♪
作業療法科の西尾です
今回は、1年生の「基礎作業学」という授業を紹介します
基礎作業学の初回は「革細工」を使って、しおりや小銭入れを作る準備をしました!!
この授業は、物を作る作業を実際に行い、
作業療法のリハビリはどういったことを行うのかや、
作業療法のリハビリが身体・心に与える効果について学びます
また、材料や道具類の使い方も勉強します
こういった物作りもリハビリになるんです
作業療法士は「わかりやすく患者様に伝える」というスキルも求められます!
この日は4年生の宮川さんが1年生に、革細工の手順を教えるために授業参加してくれました
1年生は、「革細工って色んな道具を使うんだな~」「これは何に使うのかな?」と
初めて見る道具に好奇心いっぱいです
宮川さんは、「道具の使い方わかるかな?」「この道具の名前はね~」と
初めて道具を見る1年生に優しく教えてくれていました
道具の説明の後は「革をたたく時はこうしようね」「革のここを切っていこうね」と
実際にやって見せて教えています
患者様も道具を使ったリハビリをするのは初めての方がほとんどです!
優しく丁寧に、道具の名前や使い方を教える必要があります
1年生のみなさんは宮川さんに教えてもらい、
「先生よりも宮川先輩の方が聞きやすい!」
「実際にやって見せてくれるので、めっちゃわかりやすい!」
「すごく優しく教えてくれるから嬉しい!」と、とっても大絶賛でした
Q、宮川さん、1年生の「基礎作業学・革細工」に入ってみて、いかがでしたか?
私も1年生の時に同じ授業を受けましたが、
実際に作業を行うことと、作業を人に教えるのでは、また違ったスキルが必要だと改めて思いました
1年生は自分で教科書を見ながらすぐにできる方もいれば、
何度も言葉で伝えて実際にやって見せてやっとできる方もいましたので、
一人ひとりに合わせて教えることが大事!!
私は3年生の時に病院で6週間の実習をしましたが、なかなか患者様に伝わらなくて苦労したことがあります
今日の授業を通して、伝えたいことがある時にはまず相手を知ることが必要なんだと勉強になりました
次の実習に向けて、とても良い経験ができました
宮川さんの教えている姿を見てとても感動しました
作業療法科では、上級生が下級生を教える授業がたくさんあります!!
「教える伝える」「教えられる伝えられる」のどちらも経験して、
それぞれの想いや苦労を実感することが作業療法士のお仕事に繋がるからです
これからもたくさん学んで、立派な作業療法士を一緒に目指しましょう
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