7⽉1⽇、テーピングコンテスト予選開催。
緊張感ただようコンテスト会場。
総勢64⼈が戦いに挑みました。
やればやるほどうまくなり、
第三者的にもスキルアップがわかりやすいテーピング。
マッサージ、リハビリ、応急処置などと並び、
アスレティックトレーナーを⽬指す学⽣にとって重要な仕事のひとつです。
いつも学⽣に伝えていること、それは
「選⼿以上にやってるか︖」
⽇々、厳しいトレーニングを続け、
準備を積み重ねてパフォーマンスを披露するアスリートと同じかそれ以上に、トレーナーも努⼒を積み重ねて準備するものです。
それができなければトレーナー失格。
アスリートにも失礼です。
という厳しい指導を学⽣に、
授業をとおして⾏ってきました。
ずっと⾒てきた学⽣たち。
⾼校⽣のころから知っている⼦もいます。
くちゃくちゃだったテーピングが⾒違えるように、
ピカピカに仕上げてくれたことにただただ感動しました。
コンテストの雰囲気は粛々として独特。
⼈間の本能なのか、
緊張感から逃れたいという気持ちは誰もが味わうものです。
それでも⼀本テーピングを巻けたこと、
それだけでもすごい。
リスペクトしかありません。
よく戦ってくれたと思います。
決勝に進出を決めた学⽣たちへ。
京都医健のテーピングスキルは
全国トップレベルです。
そのナンバーワンをきめるステージでは、
予選とはまた別物の緊張感を感じることでしょう。
卒業後、アスレティックトレーナーとして現場に⼊り、
選⼿や監督が⾒つめるなかで巻くテーピング。
その重圧をものともせず、
たくましく活躍できる⼈材になるためにも
プレッシャーを乗り越えてほしいです。
いざというときにいかに冷静になれるか。
それが問われるこれからのみんなにとって
決勝戦は⼤切な時間になるはずです。
決勝に⾏けなかった学⽣たちへ。
予選の舞台に⽴って
堂々と戦ったことに感謝したいです。
いろんな感情、悔しさ、「できたはずなのに」という葛藤は、
今後の財産になります。
この経験を糧に、
これからの学校⽣活をよりよいものにしてください。
特にテーピングは、
努⼒の跡がわかりやすいスキルです。
いまの⾃分が想像もできなかったような世界にいくこと。
これはみんなが等しく持ち合わせているチャンスです。