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【精神保健福祉科】心理の学びを活かして、相談援助のスペシャリストへ

◆「こころ」に関連した領域で活躍する専門職

「やる気が出ない」「友人の何気ない一言で落ち込む」「周囲の視線が気になる」など、
「こころ」がお疲れモードだと感じたことはありませんか。

「からだ」が疲れたときに、栄養のある食事をとり、ゆっくり休息するのと同じように、
「こころ」が疲れた時もエネルギーの補給と休息が必要です。そしてそれらができるように
サポートするのが臨床心理士・公認心理師や精神保健福祉士などの専門職です。

では両者の違いは何でしょうか。

 

◆臨床心理士・公認心理師と精神保健福祉士の違い

臨床心理士や公認心理師は心のエネルギーを充電できるように、「こころ」に働きかけ、
精神保健福祉士はゆっくりと休息できるように環境を整えます。

両者の違いを例えると、心理職は疲弊した「こころ」をほぐし、精神保健福祉士は「こころ」が
ゆっくりと休めるようにフカフカの温かい布団を用意するといった感じです。

 

両専門職のアプローチは異なりますが、人に寄り添い、「自分らしさ」を取り戻していく為の
サポートをするという点では同じです。そのため患者さんとの関わり方や面接技法など
共通することは多いです。

 

 

◆精神保健福祉士と心理職の活躍の場

下の表をご覧頂くと分かるように、精神保健福祉士と臨床心理士・公認心理師では
活躍の場が同じことも多く、また両者は協力して一人の患者さんを支援していきます。

そのため心理の知識や心理学を勉強する中で培った感性を活かしながら、
相談援助のスペシャリストである精神保健福祉士として活躍することができます。

 

さらに、一つの病院に勤務する臨床心理士・公認心理師の人数と精神保健福祉士の数を比較すると
精神保健福祉士の方が多い場合が少なくありません。
そのため精神保健福祉士として相談援助業務に従事することで、
心理の学びを活かせる機会は多いと言えるのではないでしょうか。

 

 

表 精神保健福祉士と心理職の活躍の場(一例)

活躍の場 精神保健福祉士 心理職
学校 スクールソーシャルワーカー スクールカウンセラー
病院・クリニック ソーシャルワーカー カウンセラー
児童相談所 児童福祉司 児童心理司
児童養護施設等 児童指導員等 心理療法担当職員等

 

◆精神保健福祉士になるには

精神保健福祉士になるには、
まず精神保健福祉士国家試験の受験資格を取得する必要があります。
そのためには福祉系の4年制大学で所定の科目を履修して卒業する、
もしくは所定の相談援助業務に4年間従事することなどが求められ、時間を要するのが一般的です[詳細は、(公財)社会福祉振興・試験センターのホームページ https://www.sssc.or.jp/seishin/shikaku/route.htmlをご覧ください]。

 

そのような中、大学(学部の種別は問いません)卒業後、
京都医健専門学校は、1年間通学し、卒業すると国家試験の受験資格を取得できる為、
実践で早く活躍したいと思われる方には最適です。

また、国家試験は本学の卒業見込みで受験できる為、
本学への入学の翌年度の4月から精神保健福祉士として活躍したい方には、
最短かつ最良の方法です。

さらに、本校は主として夜間ですので、日中は試験勉強に充てたり、
働くことができるのも魅力です。

 

精神保健福祉士と心理職の違い、相談援助業務における心理の学びの活かし方などを
詳しく知りたい方は、オープンキャンパスに是非お越しください。

心理の学びを活かした福祉のスペシャリストへの一歩を一緒に踏み出しましょう。
皆さんのお越しをお待ちしています。

 

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