こんにちは!作業療法科の谷村です!
作業療法科3年生が「治療学」で自助具を作りました!
自助具は・・・
「対象者さんの“出来ない”を“出来る”にする技術」
の中の1つです
今回は5つのグループに分かれて自分たちで考えてもらいました
片手で字は書きづらいですよね??消しゴムでも上手く消せない
そこで、滑り止めを貼ったファイルにワンタッチで
開閉できる金具をつけてライティングボードを作製
上手く出来ています
指先の力が入らず、化粧品の使用が困難になったら…
ということでたくさん作ってくれました
私が特に感心したのはアイシャドウのフタを
あけるための方法です
紐をつけたりべろを出したりで上手く出来ています
口紅のフタを取るためのものもいい感じです
肩や肘の関節の動きが不十分なため、頭頂・後頭に手が届かず、
頭が洗いにくい時には…
このブラシです
ブラシを2分割し、間にジョイントを入れることで
頭の丸みに沿うことが出来ますo(*^▽^*)o
ブラシに泡立つネットをつけているので泡立ちも豊かです
持ち手も太くしており、
握る力が不十分な方にも優しい作りになっています
脊髄損傷患者さん(C6)用の タバコホルダーです
手首の背屈を利用して物を握ることが出来るので好きな時に
タバコが吸えたらな…との思いから作製されています
クリップを開くには…から始まって、苦労しました
片手でも拭ける眼鏡ふきです
眼鏡がグラグラしない工夫を重ねました!
最初は見通しが甘いところもありましたが、
最終的に形になって良かったです
困っている人が多いのでいいものになると思います★
以上、5点の力作ができました
自分たちの班だけでは気が付けない問題点なども、
班ごとに発表することにより、いろいろな意見を
もらうことによる気づきが大変大きかったようです!
もうすぐ初めての臨床実習!
きっと頑張ってくれると信じています!
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