こんにちは
鍼灸科の若杉です
今日は少し趣向を変えて、五月の旬の野菜と東洋医学の話を絡めてブログを書きます
この時期に、旬を迎える食材には・・・
空豆、アスパラガス、紫蘇(シソ)、大蒜(ニンニク)、ラッキョ、枇杷(ビワ)等々があります。
今日はこのうちの空豆と紫蘇の話をしつつ、またこれらを用いた料理を紹介します
まずは空豆
中国には似類補類という言葉があり、臓腑(内臓)と形の似る食べ物は
その臓腑の働きを補うとされています
空豆は腎臓の形に似ているので腎の働きを補うとされています。
そのため、腎の持っている水分代謝能力を高めて利尿作用を活性化させ、
むくみを取り去る効果があります
その他、胃腸の働きを整えることで気力を充実させる効果もあると言われています
また栄養学的には、主成分である蛋白質とでんぷん、ビタミンとミネラルが豊富です
ビタミンB1は糖質のエネルギー代謝を助け、B2は糖質や脂質の代謝過酸化物質の分解に関わる為、
ダイエットや美容効果に期待が持てます
また通常は捨ててしまいがちな莢にも食物繊維が豊富に含まれていますので
便秘の解消にも効果的です
そんな空豆を使ったレシピはこちらです
“空豆とエビのかき揚げ”
①空豆:適量 ※皮ごといきましょう。
②エビ:適量 ※背ワタは取りましょう。
空豆とエビを天ぷら粉に絡めて揚げるだけ。
お次は紫蘇(シソ)
紫蘇は昔、中国に華佗という医者がおり、蟹を食べ過ぎてあたった患者を
紫蘇の葉を煎じた薬(紫色)で治した(蘇らした)ところから、紫蘇と名付けられたそうです。
そのため、紫蘇は昔から食あたりの薬として良く用いられています。
日本でも刺身のつまによく付いてくるのもそう言った理由からですね
栄養学的にはβカロチンの含有量が野菜の中でも多く、
その他カルシウムや鉄、カリウムなどの多く含まれています。
βカロチンは抗酸化作用があり、さまざまな病気の予防に効果的だと言われています。
そんな紫蘇を用いたレシピはこちらです
“新生姜の炊き込みご飯 刻み青紫蘇をのせて”
①新生姜:適量 ※刻む
②青紫蘇:適量 ※刻む
洗った米に新生姜を入れ、出汁で炊く。出来上がったものに刻んだ青紫蘇をのせる。
今回のブログはいかがでしたでしょうか
意外にも私は料理が趣味なんですよ
またブログで紹介しますね(^^♪
それではまた~