IKENの楽しいキャンパスライフ&イベントがまるわかり♪京都医健専門学校ブログ

鍼灸師がお灸で使うモグサを手作り!そのモグサってなに!?

皆さんこんにちは!

だいぶ朝晩寒くなって来ましたね!

鍼灸科の舩本です

 

今回は、2年生の『はりきゅう理論』の授業で行ったモグサ作りについてお伝えします

 

 

 

 

 

皆さんは、モグサってご存知ですか?

そうですお灸をするときに使うものです

 

それでは問題です!モグサって何から作られているでしょうか

 

ヒント・・・きっと1度は食べたことがあるものです!🍃

 

 

では正解をお伝えします!

 

 

モグサはなんと!ヨモギから作られているんです!!

 

鍼灸施術で使用されるモグサは工業的に作られていますが、
今回は自分達の手で作ってみました!

 

 

工業的なモグサの製法は、

①よもぎの葉乾燥

ヨモギを天日干しして乾燥させる

 

 

②葉砕加工

十分に乾燥したよもぎの葉を石臼に入りやすい状態にするため、よもぎ葉を均等にカットする

 

 

③石臼荒引き加工

よもぎ葉をすりつぶす。その後、ふるい(篩)機で選別する

 

 

④石臼細引き加工

二番~三番臼で更に細かくすりつぶす

 

 

⑤ふるい(篩)加工

長どおしでモグサと異物を選別する

 

 

⑥唐箕[とうみ]加工

不純物を徹底的に除去し仕上げる

 

 

学科で作る工程も工業用に準じますが、専門的な機械がないので、乾燥させたヨモギの葉を
“すり鉢”ですって葉を粉砕していきます

 

ある程度、粉砕できたら“ふるい” (篩)にかけます。ふるいに残った線維を、すり鉢で再度すります

 

中々、普段施術で使用している様な、モグサの色にならないグループもありました!

 

最終段階で、モグサをミルサーにかけて、何回も繰り返し、色が白っぽくなるまで延々と繰り返します

 

 

その結果、良いモグサが出来ました!

 

モグサも、手間暇かかってるんですね!

 

大切に使ってこれからも実技練習を頑張っていきましょう!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

鍼灸科の情報はコチラ

鍼灸科のオープンキャンパスの情報はコチラ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

この記事をシェアする