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盲導犬の施設に視能訓練科1年生が研修を受けてきました!!☆

こんにちは、朝晩の寒さが増してまいりました

京都医健で一番寒さに弱い視能訓練科教員の添田です

 

 

今回、1年生が関西盲導犬協会の施設で研修に参加させていただきました
のでその様子をお伝えします

 

 

京都府亀岡市には盲導犬の貸与、育成を行っている関西盲導犬協会の施設があり、
視能訓練科の学生が研修をさせていただいております

 

関西盲導犬協会のある亀岡市へはバスで向かい、途中からバスでは
通行できないような道なので徒歩で向かいました

 

 

盲導犬の研修にみんなワクワクです

 

 

 

ところでみなさん、「盲導犬」についてご存じですか?

 

盲導犬は「目の見えない人・見えにくい人」が行きたい時に行きたい場所へ出かけられるよう、
障害物を避けたり、段差や角を教えたり、安全に歩くためのお手伝いをしています🐶

 

道路交通法や身体障害者補助犬法という法律でも認められていて、目の不自由な人と一緒に
「電車」や「バス」に乗ったり、お店などに入ることができます

 

研修では、「盲導犬と視覚障がいのお話」、「盲導犬ユーザーの方の映像の鑑賞」、
「木香テラス(訓練棟)の見学」、「盲導犬訓練の見学」とたっぷり勉強させていただきました

 

 

研修後学生の感想から、初めて知ることも多かったようです

少しご紹介しますね!

 

社会的に視覚に障がいをもっている人というのは全盲(全く見えない)の
と認知されていること

 

盲導犬や白杖を使う人には全盲の人だけではなく、ロービジョン(見えにくさにより
生活に何かしらの支障をきたしている)の人もいますがあまり周知されていません

 

このような現状を知ることにより、視覚に携わる職業を目指すものとして、
世間に向けて正しい情報を伝えることの大切さを実感したのではないでしょうか

 

 

 

日本国内での視覚障がい者の数は約40万人おられ、その中の約1000人しか
盲導犬を利用していないこと

 

盲導犬も白杖もその方の目の代わりとなるものです。
しかし、それぞれメリットとデメリットがあります

 

盲導犬のメリットは「白杖と違い生き物であるため、盲導犬が目になり見てくれることで、
障害物にぶつかりそうになったときなど助けてくれること」

 

デメリットは「生き物であるためお世話をしなければならないということ、まだ盲導犬を
理解してくれない社会があるということ」です

 

 

盲導犬のユーザーが安心して安全に出かけることができるよう協力していきたいですね!

 

また、今回の研修で学生全員が「今後、より一層視覚に障がいをもった方の手助けを積極的に
していきたい」と言っていました

 

道路や駅のホームで盲導犬や白杖のユーザーの人に危険を感じたときには、下手に声をかけるよりも「止まって!」という一言が大事ということです

 

今回、貴重なお話と施設見学の機会を与えてくださいました盲導犬協会の方々、
本当にありがとうございました

 

 

盲導犬協会の活動は全て募金やボランティアの方の支えによって成り立っています

 

 

京都医健では毎年医健祭で募金活動を行い、盲導犬協会施設見学の機会にお渡ししています

 

医健祭で募金にご協力をいただきました皆様方、ありがとうございました!!

 

 

 

盲導犬の訓練では訓練中に間違ったことをしても叱らず、たくさん褒めるそうです!

 

私も学生の良いところをたくさん見つけて、たくさん褒めたいと思います

 

 

 

 

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