みなさん、こんにちは
言語聴覚科の木村です
今回は、飲み込む力を鍛えるトレーニングを紹介します☆彡
日本人の死因の第3位は肺炎
特に食べ物が食道ではなく気管や肺へ入って炎症を起こすことによって生じる
“誤嚥性肺炎”(ごえんせいはいえん)が多くなってきています。
飲み込む際には、食べ物が外に出ないよう・鼻に逆流しないよう・気管に入らないよう、
それぞれの身体の部分がしっかり閉じたり蓋をしたりします
そして、食べ物が口から食道へうまく送られるよう、喉が縮んだり食道の入り口が開いたりします
この一連の動きが1秒以内かつ無意識に行われいるんです
その中で、のどぼとけの部分にある喉頭(いんとう)という器官を前方かつ上方に動かせるよう
筋肉を鍛えることで、食べ物が間違って気管に入る誤嚥(ごえん)や窒息予防につながります
喉を鍛えるために行われるのが、嚥下体操(えんげたいそう)です
今回は、その中でも“嚥下おでこ体操”と“あご持ち上げ体操”を紹介します
嚥下おでこ体操
①おでこに手のひらの付け根を当てる
②へそをのぞき込むように頭を前に、おでこと手のひらの付け根で5秒間押し合う
これを5~10回繰り返してみてください
あご持ち上げ体操
①あご先に両手の親指を当てる
②あごを引いて顔を下方向に向け、顎と親指に力を入れ5秒間押し合う
これを5~10回繰り返してみてください
この2つの体操をするだけで鍛えることができるんです
若い皆様には縁のない“誤嚥”(ごえん)かもしれませんが、
実は40代から飲み込む力は衰えてきます
ご家族の方などにお伝えして、ぜひ一緒に体操をしてみてください
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