IKENの楽しいキャンパスライフ&イベントがまるわかり♪京都医健専門学校ブログ

シリーズ【精神保健福祉士】~精神保健福祉士の魅力~

皆さんこんにちは。

 

精神保健福祉科の戸次です

 

今回はシリーズ「精神保健福祉士」の第二回目の掲載になります

 

第1回目はコチラ

これから精神保健福祉士について皆さんに少しでも知っていただけたらと思いますので、

宜しくお願い致します

IMGA0135-1

精神保健福祉士のやりがいと魅力は?

 

精神障害者の入院、社会復帰のサポート、生活相談など様々な相談を受ける精神保健福祉士。最近では、企業のストレスチェックの義務化をはじめ、メンタルヘルスという言葉も日常的に使われるようになってきており、精神的な病気が昔よりも身近なものになってきております。

 

そのため、精神保健福祉士の仕事は、社会的役割も大きく、患者さんの笑顔、元気になった姿を見れた時は大変なやりがいを感じることもできます。また、平成30年には、精神障害者雇用の義務化に伴い、精神保健福祉士は、ますます需要が高まってくると予想される職業です。

社会福祉士が、子供、大人、障害者など、すべての人を対象としているのに対し、精神保健福祉士は、統合失調症や発達障害者、自律神経失調症など、精神的な障害を抱えている人に特化して援助活動を行います。

 

私の経験上、精神保健福祉士という仕事は、苦労や大変なこともある一方で、精神保健福祉士にしかないやりがいや魅力もあります。また仕事を通じて学べることも数多くあり、自己を成長させることができる仕事でもあります。

精神保健福祉士①+

 

様々な人の考えと人生経験を学べる!

 

精神保健福祉士の仕事では、様々な人との出会いがあります。人の性格や抱える病状、生活状況などは様々であり、そういった人達の話を聞き、相談に乗ることで、多くの人達の人生経験を学ぶことができます。

時には、「非常に重い話」や「聞きたくない話」を聞くこともあり、それが精神的な負担になってしまうこともあります。しかし、そういった話を聞くことにより、普通の交友関係では知りえないような人生経験を知ることもでき、自分の視点を広げることができます。

 

人の「心」について学べる!

 

精神保健福祉士は、精神障害者に対して援助活動を行うことから、人の「心」について多くのことが学べます。

「クライエントは何に対しストレスを感じているのか」「クライエントは、なぜ精神疾患にかかってしまったのか」「クライエントは今どういう気持ちでここにいるのか」など、人の気持ちや感情を察しながら援助活動を行い、仕事を通じて、人の「心」の奥深さを学ぶことができます。

人の「心」は簡単には理解できませんが、クライエントが何を考え、何を欲しているのかクライエントにとっての「最善の利益」を導き出すためには、クライエントの「心に寄り添う」、「慮(おもんばか)る」といったことが大切になります。

 

クライエントからたくさんのこと学べる

 

精神保健福祉士は、援助活動を通じてクライエントから学びを得られることが多々あります。

例えば、クライエントに寄り添いながら、共に一歩ずつ歩んでいくことで、そこから人の生きる強さを学び、クライエントと一緒に考え、悩んでいくことで、クライエントだけでなく、自分自信も成長していきます。また、前に進もうとしているクライエントの姿に胸を打たれ、元気をもらえることも・・・。

クライエントと共に苦しみを分かち合い、そこから得られる学びや喜びは、精神保健福祉士の大きな魅力といえるでしょう。

 

援助の仕方は人それぞれ!

 

精神保健福祉士は、様々な「状況の中にいる人」を支援します。

そのため、それぞれの人に応じた援助をしていかなければならなく、援助の仕方は人それぞれです。

援助活動では、厳しい状況に直面することもあります。そういった中、色々と悩み、考えながら援助を行い、最終的にクライエントが自立したり、よりよい生活を送ることができたたりした時は、大きな充実感と達成感を感じることができるでしょう。

たとえどんな人が、状況が相手でも、それぞれの人に応じた対応や援助活動を自分の力で成し遂げることができるのは、大きなやりがいへとつながります。

 

 

クライエントの笑顔が心の支えに!

 

精神保健福祉士の心の支えは、やはり、クライエントの笑顔やクライエントからの感謝の言葉ではないでしょうか。

例えば、相談をし始めた時は笑顔が全く見れなかった人が、だんだんと笑顔を見せるようになってくると嬉しくなります。また、相談後に「ありがとう」「お世話になりました」といったような一言でやりがいを感じる人は多くいると思います。クライエントの笑顔や感謝の言葉というのは、精神保健福祉士にとって日々の業務の励みとなり、大きなやりがいなのです。

 

今回は、精神保健福祉士の魅力についてまとめましたが、いかがだったでしょうか。

 

精神保健福祉士の仕事は、人の「心」や「社会的な課題」に関わる仕事ですから、大変なことも多くありますが、それ以上にやりがいもあります。クライエント1人1人の笑顔が励みとなり、クライエントの変化が喜びとなり、人と深く向き合える精神保健福祉士だからこそのやりがいや魅力も多くあります。

困難な状況を乗り越えるためには、クライエントと共に歩み、精神保健福祉という仕事に情熱をもち、日々の業務に取り組んでいくことが必要であるといえるでしょう。

IMG_9631

 

最後に、精神保健福祉士の仕事について「もっと知りたい!」という人は、11月5日のマイスクールへ。ご参加お待ちしてます。

2

マイスクールへのご予約はコチラ

 

次回の掲載は、11月中旬ころを予定しております。

 

シリーズ「精神保健福祉士」

1回 「人生を支える~精神保健福祉士と薬物依存症」

2回 「精神保健福祉士の魅力」

3回  教員紹介① 「精神科救急=地域生活支援」(予定)11月中旬

4回  教員紹介② 「演習授業と当事者研究」(予定)11月下旬

 

この後も続々連載します

 

■■□―――――――――――――――――――□■■

精神保健福祉科に関する情報はコチラ

精神保健福祉科のオープンキャンパス情報はコチラ
■■□―――――――――――――――――――□■■

この記事をシェアする