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シリーズ【精神保健福祉士】~精神科救急医療=地域医療・地域福祉~

みなさんこんにちは。

精神保健福祉科の戸次です

シリーズ「精神保健福祉士」の第3弾となります

さて、今回と次回で来年度、精神保健福祉科を構成する教員の紹介を行いたいと思います

先ずは、わたし戸次の自己紹介と経歴の中から少し精神保健福祉士の業界を紹介します。

精神保健福祉科の学科主任として、1年間皆さんの勉強をバックアップしていきます戸次(へつぎ)と申します。

精神科医療福祉を軸に地域生活支援や就労支援にかかわってきました。

 

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[担当科目]

・精神疾患とその治療

・精神保健福祉援助の基盤(基礎)

・精神保健福祉に関する制度とサービス

・精神障害者の生活支援システム

・精神保健福祉援助実習指導

・精神保健福祉援助演習(基礎・専門)

 

職歴

・あさか保養園付属 あさかホスピタル 総合相談支援室 勤務

・NPO法人アイキャン 共同生活援助事業所・就労支援事業 勤務

 

私は、精神科病院に十数年ほど勤務し、救急・急性期を担当していました。精神科で救急?と思う方もいるかと思います。

厚生労働省は平成20年以降、従来あった医療体制やシステムを改善・強化し、地域の実情に応じた精神科救急医療体制の構築を進めてきております。ここで少し精神科救急病院(病棟)の特徴をご紹介。

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・医師、看護師、精神保健福祉士(2名)が常勤で配置義務

・個室が半数以上(個々の権利、プライバシーが保たれる環境)

・新規入院患者の6割以上が3月以内に自宅へ退院

等々

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それでは、そうした精神科救急医療で精神保健福祉士がどのような役割を担っているのでしょうか・・・。

 

私たちがかかわるクライエントの方々は、医学的問題に加えて社会的問題を抱えている事が多々あり、そうした状況に迅速な介入が求められます。

精神保健福祉士は精神科救急において、個々の思いを把握し、治療と同時にサポート行い、スムーズに地域生活に戻れるようシームレスに関わりを持っていくことになります。

精神科救急医療の現場において早期に関わりを持つと共に、退院後の生活の支援体制を構築、クライエント一人一人が考える将来的なビジョンなど、本人の思いと現実をうまく重ねられるかが重要となります。また本人、周囲の環境、家族など本来持っている力を引き出したり、活かしたりすることで希望する生活を具体的にする手助けを行います。

我々精神保健福祉士が精神科救急医療の現場で目指すのは患者であるクライエント一人一人の「自己実現」なのですが、それは同じ生活者としてのスタンスを大切にし、「救急医療=地域医療・地域福祉」であるという意識と共に「患者であると同時に生活者である」という視点を忘れてはならないということでもあります。

 

更に詳しくは12月18日14:00~のMyスクールで。お待ちしております。

Myスクールのご予約はコチラ

 

次回の更新は、11月下旬を予定しています。もう一人の教員を紹介します。それと同時に、演習授業についてもご紹介したいと思います。

 

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