11月に入り寒さが一段と増しましたね
京都は紅葉の名所も多いので今年は観光に行きたいと考えている精神保健福祉科の鈴木です
今回は、そんな寒さを吹き飛ばすような熱いイベントが行われましたので報告します
今回のゲストは滋賀県立精神保健福祉センターに勤務されている池田健太郎先生です☆
池田先生は、大学卒業時に精神保健福祉士を取得後、民間の精神科病院や地域活動支援センターでの勤務を経て、滋賀県立精神医療センター医療観察病棟を担当されていました。
現在は滋賀県立精神保健福祉センターで、精神障害を持たれた方の相談業務や県の自殺対策などの業務に従事されています
当日は、約40名の方に参加していただき、行政機関における精神保健福祉士の役割に関心を持っている方が多いのだと驚きました!
講演の前に自己紹介タイム
開始前から既に参加者同士で交流が始まっており、良い雰囲気の中で講演が始まりました
いよいよ講演開始
はじめに池田先生の精神保健福祉士としての経験や業務内容を紹介してくださいました。
民間の精神科医療機関における長期入院患者の退院支援や、
その人らしい暮らしを地域で支える支援について。
滋賀県立精神医療センターの医療観察病棟(司法と医療が連携した医療観察法による医療を行う病棟)における専門職の偏見や病棟機能そのものに悩んだ経験、
県立病院だからこそのさまざまな課題を抱えた入院者への支援のむずかしさ等もとても興味深い内容でした。
そして、現在の職場である滋賀県立精神保健福祉センターでの業務として
自殺対策やDPATという精神保健福祉領域の災害支援について、
熊本へ災害支援された経験をもとに写真も交えてわかりやすく話してくださいました。
続けて、ソーシャルフットボール(精神障害者フットサル)の取り組みについて
海外への遠征や大阪で行われた国際大会、そして滋賀県における取組と今後への展望など、精神保健福祉士としてだけでなく、同じチームの仲間としての関わりとしての経験をお話しいただきました。
最後に、改めて精神保健福祉士の魅力・やりがいについて
特に印象に残っているのは、
「行政機関に所属する精神保健福祉士にしかできないことがある」ということです!
人と人とのつながりを作るだけでなく、支援の仕組み作りなどもできることが魅力だという池田先生の言葉に胸が熱くなりました
参加者も最後まで熱心に聞き入ってました。講演会終了後も参加者同士で交流したり、
個別で相談する方もおられました。
今回、精神保健福祉士についてイメージが湧いたり、興味を持った方も多かったようです。
寒い日が続きますが、体調を整えて、ぜひマイスクールに参加してください<m(__)m>
今後は、精神保健福祉士についてテーマを絞ったマイスクールを予定しています。
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